本格的に秋の足音がし聞こえてきましたね。私は涼しいということの幸せを噛みしめながら生活しています。秋最高。

話は変わって。今回はテクニカルスコンカー MOD といえばのあの MOD が新登場。結構ハイスペックだということなので、一体全体どれほどのものなのか。お手並み拝見です。今回もお馴染み【VAPEWORX】さんのご提供でお送りします。

VandyVape Pulse V2 BF 95W Mod

というわけで今回は VandyVape (バンディベイプ) Pulse V2 BF 95W Mod (パルスV2) のご紹介。お値段¥7,000 (+Tax) 。

スコンカーのテクニカルMOD といえばの Pulse シリーズの最新鋭機です。ぱっと見はそこまで大きな変化はなさそうな気がしますが、どうなんでしょう。

内容物は以下の通り。

内容物
・Pulse V2 BF 95W Mod
・交換用スコンクボトル
・18650 バッテリー用アダプター
・リキッド侵入防止用シリコンカバー
・充電用 USB ケーブル
・マニュアル
・ 各種カード類

外観

外観です。
細部は変わっているものの、全体的なシルエットに関してはいつもの Pulse 。何だか懐かしささえ覚えてしまいそうです。

カラーバリエーションは“Obsidian Black” “Rainbow Resin” “SkyBlue Resin” “FlameRed Resin” “Carbon Fiber Black” “Carbon Fiber Silver” の全6色展開。6色っていうか基本レジンカラーなんですけどね。

本体上部には510の接続ポートのみが。幅広設計なので基本的にどんなアトマイザーでもはみ出ることはないです。

正面には、上からパフボタン、液晶画面、+/- ボタン、充電用 USB ポートがあります。液晶はカラーで、視認性も良く、設定からカラーパターンを変更できます。

サイドパネルを開くとバッテリーが入るスペースと、スコンクボトルが出てきます。スリーブを噛ませていない状態であれば、21700 サイズのバッテリーがぴったり入ります。バッテリーリボン等は入っていないのですが、反対側のパネルを開くことでバッテリーを押し出せます。

パネルが取り外せるってことは互換パネルが後から販売されるってことだと私は思っているので、そういった面での自由度も高そう。

次、底面です。ここがちょっとポイントなんですが、スコンクボトルの真下にあるピンを持ち上げて回すと、スコンクボトルの底が抜けます。つまり、今回の Pulse V2 MOD は、なんとボトルどころかパネルすら取り外さずにリキッドをチャージできるんです。これは楽。

スコンカー使ってて一番面倒くさいのって、ボトルにリキッドチャージする時じゃないですか。510からチャージできるボトルとかも売ってあるにはあるんですが、そんなものを買うのすら面倒くさい私みたいな人にとってはこういった機能は本当にありがたい。

まぁこいつ以外にも似たような感じでリキッドチャージできる MOD も結構あるんですけど、選択肢が増えるのは私達ユーザーからすると良いことですよね。

因みにスコンクボトルの着脱は、パネルを開いて下方向にボトルを押し込むと、スポッと外れます。このようにボトルも簡単に着脱出来るので、メンテナンスの時楽そう。

スペック

スペックはこんな感じ。

バッテリー 21700 or 20700 or 18650 バッテリー ( 別売 )
サイズ 高さ:82.3 mm /横:28.4 mm /奥行:54.7mm
リキッド容量 7 ml
モード VW / VV / BYPASS / TC
対応抵値 0.05 Ω ~ 3 Ω
VW 上限 5 W ~ 95 W
VV 上限 0.5V 〜 6 V
充電ポート USB type-C

因みにこの MOD 、IP67 相当の防塵防水仕様だったりします。これってつまり丸洗いできるってことですからね。すごい。ただ、それならそれで充電ポートが剥き出しなのが気になりますが。ポートは避けて水拭きができる、くらいが関の山でしょうか。

持ってみた感じ前作の Pulse 80W よりは重いんですが、にしてもやっぱり軽いです。オールプラって感じの重さですね。ただ流石に 21700 バッテリー入れるとそれなりにずっしりきます。

使い方

続いて使い方解説していきます。

ここちょっと複雑なんですよね。最初に触った時は何がどうなっているのかサッパリで、ちゃんと理解するのに結構時間かかりました。

先ずは電源の ON / OFF 。こちらはいつも通りパフボタン5クリックになります。

電源を入れると、VW モードが表示されます。+ / – ボタンでW 数を1W 刻みで変更できます。パフボタン3クリックでモード変更……といきたいところなんですが、箱から出した状態ではモード変更できないんですよねぇ。

今回の Pulse V2 BF 95W Mod には、あらかじめ自分が使う機能をショートカットに選択しておかないと、その機能が使えないんです。

ということで、先ずは+ボタンとーボタンの同時押しでメニュー画面に移行。ここから一番上の歯車アイコンを選択してパフボタンで決定すると、パフボタン3クリックで変更するモード一覧と、各モードの ON / OFF を切り替え画面に移行します。ここで言う各モードっていうのは VV とか TC のことです。

ここまできてようやくパフボタン3クリックでモード変更が行えます画面上部が点滅したら、 + / – ボタンでモードを切り替えてパフボタン単押しで決定。あとは他のテクニカル MOD と同じ要領で使用できます。この複雑な操作設定は本当に必要だったのだろうか……?とは思ったんですけど、誤作動でいつの間にかモード変更していた、みたいなことを防止する目的なんですかね。

普段から TC なんて使ってない人の方が多そうだし、そういった普段から使わない機能そのものを OFF にできると思えば一重にダメな機能ってわけじゃないのかしら。

因みに + / – ボタン同時押しで切り替わるメニュー画面からは、カラーパターンの変更、パフカウントのリセット、現在のバージョンの確認などもできます。

そんでもって、メニュー画面の下から2番目を選択すると、なんとQRコードが出てきます。Android 限定になりますが、 VandyVape の公式アプリがリリースされているらしく、Pulse V2 BF 95W Mod とスマートフォンを接続できるんだとか。

とりあえず私のスマホで認識してみようと試みたんですけど、なぜか読み取れませんでした。Googleプレイストアで VandyVape と検索すると、一応それらしきアプリがヒットするのですが、どうにもアカウントの設定が必要らしくて断念しました。と言うかそもそも技適マークついてないので使わない方がいいのかな?

このアプリでは出力の設定やモード変更、ファームウエアのアップデートとかもできるみたいです。便利っちゃ便利ですけど、なんだかなー。

総評

と言うわけで、VandyVape Pulse V2 BF 95W Mod のご紹介でした。

 前作のテクニカルスコンカーMODから正当進化って感じで、防水面とかアプリとか色々と新鮮で触ってて楽しかったです。特にスコンクボトル周りは使いやすく進化していました。

やっぱりボトルへのリキッドチャージはスコンカー使う上で一番面倒くさいポイントなので、逐一ボトル取り外さなくていい方式は便利ですよね。

 操作に関してはちょっとクセがあるものの、慣れれば全く問題ないレベルでした。

 このMOD の何がポイントって、1万円を大きく切るような価格帯でテクニカルのスコンカー MOD が手に入るということなんじゃないか、と思うわけです。

普通のテクニカル MOD であれば、正直なところ同価格帯でもっと使いやすいものがいくらでもあるのですが……。ことスコンカーであれば選択肢ってほとんど無いんですよね。

一昔古い価格が下がっているものを今購入するっていうのも悪くは無いんですが、性能面とかを考えてもこっち買っちゃったほうが幸福度は高そうです。

安いとはいえこの Pulse V2 、対応しているバッテリーも豊富ですし、W 数も結構かけられるのでテクニカル MOD として考えても、むしろ優れているようなスペックを持ってるんですよね。

今新しくテクニカルスコンカー MOD が欲しいって人で、スペックも妥協したく無いような人であればこの MOD が正解なんじゃないでしょうか。

そんなこんなで、お手頃価格でちゃんと使えるテクニカルスコンカー MOD をお探しの方、ご一考あれ。

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Pulse V2 BF 95W Mod