梅雨ですね。この時期は暑い上に湿気がすごくて身体中にカビ生えそう。こんな時期はメンソールとか清涼剤の入ったリキッドが恋しくなります。

さて、いろんなリキッドを吸えるようにするためにも POD も使っていこうと思い立ったのでこんなものを買ってきました。本体がとにかく使い易いモデルなので、RBA キットもいいんじゃないかって買ってきたんですけど、結論から言えば絶妙に微妙というか何というか。まぁ実際のところを見ていってください。

購入元は【VAPEWORX】さんです。

nevoks VEEGO POD RBA Kit

nevoks VEEGO POD RBA Kit (ビーゴ POD RBA キット) 。お値段は税込で¥2,480 です。

本体高いけどその分めっちゃいいPOD 機種、 VEEGO POD MOD の専用 RBA キットになります。交換用コイルが漏れない上に味も良いしと凄い評価高かったんで、わざわざ RBA キットいるか?って思ったんですけど、ものは試しにと購入に至った訳です。

そもそもな話、POD 型機種の RBA キットのレビューを書くたびにその存在の是非が気になって仕方ないんですが、今回も一応その話は置いておくことにします。まぁ VEEGO の交換用コイルは結構お高めなタイプなので、選択肢の1つにはなり得るのかなと。

内容物はこんな感じ。

  • RBA Kit
  • イモネジ
  • + ドライバー
  • コットン
  • プリビルドコイル
  • イモネジ / O リング

外観・デッキ

外観です。

交換用コイルを1回り太らせたような感じ。コイルユニット本体のみの商品なので外観に対しては特に書くこと無いっちゃない……。

側面に穴が2箇所確認できますが、上側がリキッドホールで下側がエアホールになってました。

デッキは上のチムニー部分を外すと出てきます。

こちらがデッキ部分。こういうタイプによくある2ポストの極小シングルデッキ。とにかくデッキが狭いので、内径 2.5 mm くらいが限界だと思います。

ワイヤー固定部にはちゃんと返しがついているので比較的ビルドは簡単にできました。

ビルド

さて、実際にビルドしていくんですが、ここで1つこのキットの最大の欠点が。

そう。何を隠そうこの RBA キット、まさかの510接続ができないんですよね。つまりビルド中の抵抗値確認とコイルの焼き入れができないという……。正直 POD 機種用の RBA キットが溢れていて、各種メーカーが味と利便性を追求しているこのご時世に、510接続ができないのは致命的です。

そこで苦肉の策。VEEGO 用の POD をもう1つ用意します。で、これを半分に切断します。

この半分にした POD に RBA キットを取り付けることで VEEGO 本体で抵抗値確認と焼き入れまで行えます。因みに POD 本体は2個セットで税込¥1,380 。うーん。

前置きはこのくらいにして今回のビルドレシピ。いつものカンタル 26 G を内径 2.5 mm で 6 ラップ、0.8 Ω 付近を狙って組みました。デッキが狭い割にはポスト間の幅が結構取ってあるので、この巻き数にしました。スペースドコイル作るのが苦手って話は内緒です。

コイル位置は若干上に持ち上げてます。コットンはちょっとキツめ程度で両端をしっかり割いて量を減らしています。

吸ってみる

わりかし味はいいです。想像より全然美味しい。甘味よりもフレーバーが立ってる感じ。まぁでもまだ私がビルド詰められていないってことを加味しても交換用コイルには1歩及ばないのかなってのが今の印象です。ただ、先述の通り専用コイルが高いってことを考えればこれはこれで有りな感じ。

総評

nevoks の VEEGO POD RBA Kit をご紹介しました。

ビルドの難易度と味に関しては、これはこれで悪くないです。全然実用的な範囲で美味しいと思います。

ただ焼き入れができない点をどう見るかですよね。今回私がやったように別途で POD を購入してビルド用にするのなら、キット本体と締めて¥3,860 。アトマイザー1つ買うと思えば別段高くもないんですが、このキット1つで完結しないのは、何とも言えないモヤモヤが残ります。

というわけで、VEEGO 専用 RBA キット、気になっていた方はご一考ください。


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