いつの間にか4月になっていました。今年はコロナウイルスの影響で、卒業式だけでなく入学式や入社式まで行事ごとが軒並み中止になってしまいました。東京では活動自粛要請が出される等、日に日に大ごとになっていく感じがちょっと怖いです。手洗いとうがい、外出時のマスク着用等、自分のできる範囲で予防に徹しましょう。特にマスクは自分が知らないうちにウイルスキャリアになってしまった時に余計な拡散を防ぐことができます。

こんなご時世だと外に出られなくてついついネットショッピングがはかどってしまいますね。以前からちょっと興味はあったけど買うほどじゃなかった、みたいな商品を購入してみるいい機会なんじゃないでしょうか。

今回はそんなちょっと気にはなっていたクリアロマイザーが我が家にやってきました。

クリアロって普段あまり使わないんですけど、美味しいって聞いたらちょっと興味がわいてくるんですよね。今回も【VAPEWORX】さんで購入しました。

INNOKIN iSub-B Tank with Plex3D Coil

というわけで今回は INOKINN (イノキン)の iSub-B (アイサブ)です。前回に引き続きまたまたイノキン社製ですね。【VAPEWORX】さんはイノキン社の販売代理店でもあるので、結構いろんな商品を取り扱っています。アイサブシリーズは昔から続く、イノキンのロングセラー商品で、この iSub-B でなんと驚異の6作目になるそうな。istick pico 位かな?いや、スコンカーとか合わせると pico シリーズの方が流石に多いか。

そういえばこのブログでクリアロマイザー単体のレビューは初めてですね。

内容物は以下の通り。

内容物
iSub-B
交換用ガラスチューブ×1
Plex3D コイル 0.35 ohm ×2
O リング
VAPE バンド
クイックスタートガイド

交換用ガラスチューブはバブルタンクです。コイルが2個入ってるのはすごくいい。普通っちゃ普通なんですけど、前回紹介したPocketBoxには1個しか入ってなかったので……。

スペック

スペックはこんな感じ。

サイズ(ボトム直径) 24 mm
タンク容量 3 ml (4 ml)
エアフロー ボトム
リキッドチャージ トップフィル
ドリップチップ 510
価格 ¥3,000(+Tax)

エアフローはボトム部分に。4個穴が二か所で計8個穴ですね。直径上についているので穴1個だけ開けるとかはできないです。

吸った感じは全開でも少し重いかなと感じるくらいです。全閉でも一応吸えます。

外観

こちらが iSub-B Tank です。結構シンプルでかっこいいですね。

カラーバリエーションは“STAINLESS STEEL”“BLACK”“BLUE”“GUNMETAL”の全4色。今回は“STAINLESS STEEL”を使用しています。

ばらすとドリップチップ、ガラスチューブ、チャンバー(?)、コイル、ボトムキャップの全6パーツで構成されています。

ドリップチップは510接続で開口は割と広め。

初期セットアップのストレートタイプのガラスチューブにはタマムシ色に見える加工がしてあります。付属パーツのバブルタンクは無色透明の普通のガラスでした。ストレートタイプでは 3ml、バブルタンクは 4ml 入ります。いくら付属のコイルがメッシュコイルだからと言って 1ml の差だとわざわざバブルタンク使うんだろうか……。

外側の凹凸の少ないデザインなので、外出時等で使いたい場合は付属の VAPE バンドを付けておいた方がよさそうです。

コイル

付属のコイルは Plex3D コイル。0.35Ω のメッシュコイルですね。交換用のコイルは5個セットで¥1,000 で購入できます。

一応これは過去に紹介したKROMA-R スターターキットに付属していたクリアロマイザーに初期付属で付いていたものと同一のものです。

ごめんなさい。ちょっと不安になってパークさんに確認取ったら違ってたみたいです。味似てた気がしたんですけどねぇ。

通常のワイヤーコイルよりミストがきめ細かく、量が多いのが特徴です。

 Plex3D コイルは isub シリーズ共通の規格で設計されています。従来の isub シリーズに流用できるだけでなく、 isub 用の他のコイルをこの isub-B で使用することができます。

で、この Plex3D コイルに使われているメッシュプレートなんですけど、通常のメッシュとは違って全体的に凹凸が付いています。これによってコットンとの接地面積が増えてミストの量が増えます。つまり美味しいってことですね。

吸ってみる 

それでは、吸ってみましょうかね。

写真の通り、リキッドチャージはトップキャプを取り外して行います。チャンバーの部分にスプリングが入っているっぽくて少し閉めにくい……なんだこれ?

あ!はいはい。蓋を開けるとスプリングでリキッドとコイルの間に壁がせりあがってます。これはたぶんキャップの開け閉めによる内圧の変化でコイルが可供給になるのを防いでいるんでしょうね。すごい発想力。

付属のコイルの推奨抵抗値は 30W ~ 55W です。

先ずは下限の 30W で。

……美味しいけどエアフロー全開だと少し空気量に負けますね。エアフローの調整は結構優秀で素直に効くので、半分閉めるだけでも丁度良くなります。

お次は上限 55W で吸ってみます。

んー濃厚です。素直に美味しい。

流石にこの熱量だとエアフローは全開がよさそうです。

チェーンして吸っているとさすがに多少熱を持ちますが、むせそうになるほどではないですね。

ただ電池とリキッドの消費量は凄まじいです。

総評

というわけで INNOKIN iSub-B Tank with Plex3D Coil のご紹介でした。

クリアロだからってナメることなかれ。ちゃんとユーザーライクな考えのもとで、味やエアフローの利き具合はもちろんのこと、漏れの防止機能みたいなの他のアトマイザーにはない独自の機能が取り入れられてるという印象でした。

爆煙好きな方なら是非とも試していただきたいアトマイザーですね。よければご一考あれ。

INNOKIN iSub-B Tank with Plex3D Coil