今回はアトマイザーです。大手老舗メーカーの aspire から新作が出たみたいで、【VAPEWORX】さんよりご提供いただいたので、紹介します。
使ってみた感想としては、タイトルの通り普段使い用の RTA としてすごく取り回しがしやすい RTA だなって感じだったので、そこら辺含めて詳しく見ていってください。
Table of Contents
aspire PRESTIGE Neeko RTA
というわけで今回紹介するのは aspire (アスパイアー) の PRESTIGE から Neeko (ニーコ) RTA 。お値段税込で¥4,400 也。
PRESTIGE (プレステージ) っていうのは aspire さんのプレミアムブランドなそうな。MIXX とか Paradox とかもこのブランドに相当してるっぽいです。各種 MOD のレビュー記事は下記から。
内容物はこんな感じ。
- Neeko RTA 本体
- 交換用ドリップチップ
- 交換用タンクパーツ
- エアフローパーツ(5 種 2 個ずつ計 10 個)
- イモネジ / O リング類
- – ドライバー
- シリコンシート
- マニュアル
エアフローパーツは付属品としては上記の個数ですが、本体にプリセットされている分も含めると 12 個になります。交換用タンクは上側がメタルパーツで下側が擦りガラスになっているタイプのやつです。
イメージとしては CTHULHU MOD の ARTEMIS MTL RTA に近い感じです。
スペックはこんな感じ。
サイズ | 22.4 mm × 45 mm |
タンク容量 | 3 ml |
エアアフロー | ボトムエアフロー |
リキッドチャージ | トップフィル |
ドリップチップ | 510 |
外観
はい、外観です。
割とオーソドックスな RTA って感じ。アトマイザー下部の金属部分が薄いのでスッキリした印象です。ドリップチップの背の低さと、トップキャップの独特な形状が高級感あってかっこいいです。
カラーバリエーションは “GUNMETAL” “BLACK” “SS” の計 3 色。
パーツ点数は、ドリップチップ、トップキャップ、チムニー、ガラスチューブ、デッキの計 5 パーツ。
トップキャップは半回転でロックが掛かるタイプのやつです。ドリップチップはショートイプのものがプリセットされています。
トップキャップを外すとこんな感じで、中心の銀色の部分が今回のメインギミックでもあるエアフローコントロールパーツです。
付属品のエアフローパーツと付け替えることでコッチ側だけで、 7 通りの重さに変更できます。
タンク部分をメタルパーツと交換するとこんな感じ。大分印象変わります。
エアホールはデッキ外側のここ。隙間っぽく見えてるとこです。この RTA はドローの重さの調節をパーツ交換で行うので、ここでの調節はできません。
デッキ
デッキです。
オーソドックスなシングルコイルの 2 ポストタイプ。コイルスペースも結構幅広く、高さもそれなりにとってあるのでビルドの自由度はかなり広そうです。
メインギミックのエアフローパーツはここにも付いています。まぁつまりトップキャップとデッキの 2 箇所で調節できるってことす。それぞれ付属のパーツが 6 種類ずつあるってことで、その調節段階数なんと驚きの 49 段階……!!ここまで細かくなくてもいいんじゃないか……と思わないでもないけどこれこそがウリなんだから細かいことは言いません。
ただ、デッキの底の部分なので、取り替えるには 1 回コイルを取り外す必要があります。一度ビルドを決めちゃえばもう動かさない部分ではあるのでいいっちゃいいんですけどね。リキッドに合わせてビルドを細かく変えるような運用を考えているのであれば、このアトマイザーはちょっと合わないのかも。
ビルドしてみる
では実際にビルドしていきます。
今回はプリセットされている 2 mm 径のエアフローパーツを使っています。
コイルはいつも通り、26 G カンタル線を内径 3 mm で 6 ラップ。MOD 読みで 0.7 Ω で組みました。
コイルポストがかなり高い位置にあるので、コイルの高さの自由度は結構あります。今回は下げられるだけ下げて組んでみました。
吸ってみる
吸ってみます。
ドロー感は結構軽めです。試しにトップキャプの部分だけ最小内径の 0.8 mm のものに交換してみたら劇的に重くなりました。この好みのドロー感に調節する感じ、結構楽しいかもしれない。
味に関しては至って普通。結構 RTA ライクなスッキリした味わいです。昨今の RTA としては、可もなく不可もなくな感じというか。もちろん普通に美味しいんですけど、パンチは薄め。味の濃さ、再現度共に Ambition Mods の Bishop MTL RTA には今一歩劣るかなと言った感じ。
まぁ Bishop MTL RTA は最近の RTA の中でもダントツでマスプロ品の中では頭ひとつ抜けてる感じなので、そこと比べるのはお門違いな気もしますが。Bishop RTA のレビューは下記から。
ただ、ビルドの簡単さとか自由度といった点では、Neeko RTA の方が間違いなく上です。価格もこちらの方が安いので、どっちを取るかはその人次第って感じです。
総評
というわけで、aspire PRESTIGE Neeko RTA のご紹介でした。
高級路線らしい凝ったギミックと独特な外観で、ちょっとおしゃれな RTA って感じです。その割には固定式のエアフロー調節や 3 ml のリキッド容量で、普段使いの適性がすごく高い。いつものビルド、いつものドロー感、いつものリキッドでいつも通りのベイピングって運用がしたいのならこいつが最適です。
そんな感じの普段使い最高の RTA 、お探しの方はご一考下さい。
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